
木曽川畔にそびえる国宝犬山城
~現存する日本最古の天守を持つ城~
築城時期:天文6年(1537年)
築城主:織田信康
URL:http://inuyama-castle.jp
犬山城は織田信長の叔父にあたる織田信康によって建てられた平山城です。
天守は現存する日本最古のものであり、国宝に指定されています。
国宝に指定されている城は、姫路城、彦根城、犬山城、松本城、松江城の5つです。
犬山城は年末年始を除いて毎日9時から17時の間に見学が可能です。
犬山城に行くには、名鉄犬山線「犬山遊園駅」西口を出て、徒歩15分で到着します。

歴史に残る愛知の日本酒
~日本独自の醸造文化を持つ知多半島~
愛知の酒造り:江戸時代初期(1600年代)~
現在の地域:半田市、常滑市、東浦町
URL:http://www.aichi-sake.or.jp/01-03_kuramoto-chita02.html
知多の地酒の歴史は古く、さかのぼること三百有余年。江戸初期寛文5年(1665年)には、知多全体で114軒、半田では10軒の酒造家が創業していました。
江戸時代中頃には廻船により江戸への出荷も始まり(1723年)、知多が江戸と上方(現在の大阪)の中間に位置することから「中国酒」として親しまれ、18世紀末には江戸に入る酒の三割を担う大産地として成長しました。
時とともに盛んな知多の酒造り。知多半田は酒の街として広く知れわたり、江戸中期ともなると醸造量は飛躍的に増加。天明8年(1788年)には約5万石もの酒米がお酒造りにあてられています。
知多で酒造りが盛んになった背景には、地の利に加えて、年間平均気温15.5度と醪(もろみ)の発酵に適した気候風土と良質な酒米、清冽な湧き水に恵まれたこと。さらには、徳川御三家、尾張藩の奨励も酒造りを力強く後押ししました。地酒の旨さ、味わいには、はるかなる歴史が脈々と息づいています。

愛知の自動車産業
~トヨタ自動車を頂点に産業集積~
トヨタ博物館:トヨタ自動車の歴史を展示
所在地:愛知県長久手市横道41-100
URL:http://www.toyota.co.jp/Museum/
トヨタ博物館はトヨタ自動車創立50周年記念事業の一環として1989年に建設された展示施設です。1999年(平成11年)にはトヨタ博物館開館10周年を記念して新館がオープンし、日本の歴史を人の暮らしと生活文化との関連で捉えた展示をしています。
ガソリン自動車誕生から約100年間の自動車の歴史をテーマに、トヨタ車だけでなく19世紀末から20世紀にかけて製造された各国、各メーカーの自動車が体系的に展示されています。
カール・ベンツが1886年(明治19年)に造った初のガソリン車など72台を展示し、2017年には本館3階の常設展示を従来の国産車と欧米車に分けていた展示を、1950年代から10年ごとに5つの年代別に変更して全面的に新装しました。

伝統文化と神秘とグルメの南知多
~座禅修行や神秘行事など日本の原風景を持つ地域~
地域:知多半島、篠島、日間賀島
所在地:愛知県美浜町、南知多町
URL:http://inbound-aichi.com/
南知多は名古屋市の南に位置し、半島、 篠島、日間賀島から構成されています。
半島は愛知県有数の観光地で、観光業と水産業の二つの顔を持つ町です。歴史を刻んだ禅寺での座禅や造形作家のアトリエで創作など、日本の歴史と伝統文化の神髄を体験できます。
篠島は伊勢神宮に繋がる神を祭る由緒ある島で、そこでは神秘な伝統行事も行われるなど、日本古来の文化を受け継いています。海と空が織りなす絶景の島は、ふるさとの匂いがする昔ながらの漁師町、そこには人間味あふれる漁師の姿を見ることができます。
日間賀島はおいしい海鮮料理を食べに行く人々で賑わう愛知県の奥座敷。高級フグ料理だけでなく本格派の寿司やタコのしゃぶしゃぶなどの料理も楽しめるので、愛知県内の住民はもとより、遠方からの観光客にも一番人気の島です。