抹茶で有名な愛知県西尾市でお茶摘み体験に参加しました。
茶摘歌で知られる八十八夜とは立春から数えて88日目のことで、毎年5月1日前後となります。
この季節に摘まれるお茶は大変おいしく、昔から重宝されてきました。良質な抹茶を生産していることで定評ある西尾市では、この季節に茶摘み体験会を実施しています。
最初に製茶工場に入って茶葉が石うすで挽かれる様子を見学し、実際に石うすを手で回して茶葉を挽く体験もします。その後は新茶で点てた抹茶とお菓子をいただきながら、茶道の基本的な所作を聞いて、お茶にひと時の思いを馳せます。
製茶工場から歩くこと数分で、一面黒いシートに覆われた茶畑に到着します。シートをかぶせている理由は、日の光でお茶の生育が進み、新茶本来の味が損なわれるのを防ぐためとか。シートの下で新茶の香りに囲まれながら、緑鮮やかな茶の葉を摘んで、袋一杯になった新茶をお土産に、茶摘み体験会が終了となります。
当日の様子を動画に収めましたので、ぜひご視聴ください。