西川流日本舞踊体験「予約受付中」
宗家西川流の創設
名古屋を拠点とする西川流は、1841年に初代西川鯉三郎によって創設されました。鯉三郎は、能や狂言の長所を自身の舞踊に大胆に取り入れ、従来の歌舞伎舞踊とは一線を画す独特の作風を生み出しました。これが今の名古屋に西川流日本舞踊として息づいています。
日本舞踊の最大の特徴
演じる者が「何にでもなれる」という点にあります。私がお見せする『藤娘』も、もとは歌舞伎で名優が演じた女方の舞踊です。私のような男性が、藤の花の精である可憐な娘になりきって舞う。また逆に、女性の舞踊家が、勇ましい武将や粋な江戸っ子を演じることもあります。大切なのは、見た目の性別ではなく、その役の「心」になりきること。この変身願望を叶えてくれるのが、日本舞踊の大きな魅力の一つです。

日本舞踊の変身
私たちは、人間以外のものにさえなることができます。例えば、嫉妬の炎に身を焼く女性が、ついには恐ろしい蛇になってしまう『娘道成寺』。あるいは、伝説の獅子や、愛らしい鳥、時には風にそよぐ柳の枝や、さらさらと流れる川の水そのものにさえ、舞踊を通じてなることができるのです。すべてをリアルに説明するのではなく、扇一本の動き、わずかな顔の角度、視線の配り方といった、洗練された「型」によって、情景や感情を象徴的に表現します。だからこそ、見る人の想像力が刺激され、舞台上にはないはずの満開の桜や、激しく寄せる波が見えてくるのです。

日本舞踊のルールとは
窮屈な決まり事ではなく、むしろ「何にでも変身できる自由」を与えてくれる魔法の装置なのです。性別や年齢、時には人間であることすらも軽やかに飛び越えて、物語の世界に没入する。このファンタジーにも似た体験こそが、日本舞踊の醍醐味です。この変幻自在の面白さを、世界中の人々に知っていただきたいと心から願っています。

日本舞踊の体験は半日でもできます。また化粧をしたりかつらをかぶったりして、本格的に変身する体験には1~2週間程度が理想です。希望者の時間に合わせて体験コースを組み立てるので、日本舞踊を体験してみたい、という方はお気軽にお知らせください。
| 日時 | 都市名 | 時間 | 交通便 | 内容 | 食事 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1日目 | 名古屋 | 夕方 | 名古屋市内宿泊ホテル内で1時間ブリーフィング | ||
| 2日目 | 名古屋 | 9:00 9:50 10:00 12:00 12:07 13:30 14:30 16:30 17:30頃 | 集合 到着 到着 出発 到着 出発 到着 出発 到着 | お客様宿泊ホテルロビー 待ち合わせ 地下鉄で金山へ 金山駅徒歩にて 名古屋舞踊かつら英(ハナブサ) かつら合わせ(4名で約2時間) かに本家 昼食 地下鉄にて一社駅へ 日本舞踊稽古場(舞踊についてお話)約2時間 ホテルへ ホテルまでお見送り終了 | 昼:かに本家 予定 (美幌会席(びほろ) 6,300円税込 |
| 3日目 | 名古屋 | 9:00 10:00 12:00 13:00 15:10 17:10 | 集合 到着 スタート スタート 終了予定 | お客様宿泊ホテルロビー 待ち合わせ 地下鉄にて一社駅へ 日本舞踊稽古場 長唄体験(約2時間) 昼食は稽古場にてお弁当 琴体験(約2時間) 休憩(10分) 津軽三味線体験(演奏聴く) | 昼:お弁当 |
| 4日目 | 名古屋 | 9:30 10:00 12:00 14:00 17:00 17:30 18:00 | 集合 到着 終了 スタート 終了 出発 到着 | お客様宿泊ホテルロビー 待ち合わせ タクシーにて 川由 日本舞踊 体験&練習 川由にて昼食 会席 本番(衣装、かつら付き)日本舞踊披露撮影 お客様のホテル | 昼:川由会席 2万円(税込) |
販売価格:1,400,000円/1人
催行人数:4人
販売価格:1,500,000円/1人
催行人数:2人
本ツアーは名古屋市内の滞在ホテルを出発から帰着まで、外国語通訳ガイドがアテンドします。
この旅行商品は下記の旅行会社が受託運営しています。
株式会社 アクト・ユートラベル
観光庁長官登録旅行業 第1102号
