2026年1月28日開催 海外富裕層の集客とマッチングのやり方

インバウンドマーケティングを専門とする株式会社ビヨンドにおいて、欧米豪富裕層の対応を専門に扱っている梅木孝博氏と平岡健二氏が報告されました。

梅木孝博氏の講演概要
インバウンドは日本の「第2の輸出産業」と呼ばれ、2030年には15兆円を目指すという、自動車輸出に匹敵する巨大な市場になろうとしています。しかし、日本全体のインバウンド消費の内、東京・京都・大阪の「ゴールデンルート」だけで約65%を占め、愛知県のシェアは僅か2.6%に留まっています。愛知県には信長、秀吉、家康という三英傑の歴史があり、強力な産業基盤もあるので、これは「巨大な機会損失である」と同時に「凄まじい伸びしろがある」ということです。これを伸ばすためには、欧米豪の富裕層をターゲットにすることが重要となります。欧米豪の富裕層が日本旅行に求めるものの一つは精神的贅沢にあります。これは日本が強みとするもので、愛知県もここを深掘りすることに一つのヒントがあります。

平岡健二氏の講演概要
欧米豪の人々の2026年の旅行トレンドは、精神的な贅沢、空白の時間、ウェルネスの深化です。インバウンドを受け入れる側もそれを理解して対応することが大切です。またそれを海外に向けて発信することも大切です。海外にいる人から「日本ってどんなところ?」と聞かれたら、3秒で「Culture & Natureが最高に面白い国だよ」と答えるべきなのです。これは海外のプロたちから「日本の最大の魅力はこの二つの融合にある」と絶賛されたものです。もう「富士山や芸者」の時代ではありません。「Culture & Nature」という一言で語れるように、愛知県の立ち位置を明確にすることが、インバウンドの世界市場における第一歩となります。

欧米豪の富裕層を扱ってきた専門家二人のお話しは、聞いていてもとても楽しく、そして深く納得させられる内容が満載でした。質疑応答時間も活発な質問が絶えることなく、時間の制約で打ち切らざるを得なくなる盛況の中、お二人の講演を終えました。