有松絞り体験
有松絞りとは名古屋市緑区の有松・鳴海地域を中心に生産される絞り染めの織物です。木綿布を藍で染めたものが代表的で、糸のくくり方で模様が変わります。名古屋市有松・鳴海地方の伝統工芸で、すべての工程がほぼ手作業によるため、非常に手間と時間を要するものです。一つ一つが手作りのため、同じものが世界に二つとないことも、有松絞りの特長です。日本国外においても「SHIBORI」といえば有松を示します。伝統工芸品でありながら、継続的に多くの技術が開発・改良されてきたものです。
有松・絞会館では自分だけの有松絞りを作ることができます。材料や道具はすべて用意されているので、事前の準備は不要です。有松絞りを使ったTシャツ作りは、はじめての方でも約2時間で完成、約3週間かけて染め上がった商品は、後日ご自宅に配送します。