9/14開催 木曽川鵜飼鑑賞の夕べ
木曽川鵜飼は1300年前からこの地に伝わる古典漁法で、今は犬山市の無形民俗文化財として、毎年6月1日から10月15日まで実施されています。
舟首に篝火を付けた鵜舟に鵜匠が乗り10羽の鵜を手縄をさばき、操り、篝火に集まってきたアユを鵜が次々に捕る。鵜の捕った鮎は鵜匠により吐き篭に吐かせられる。この一連の手さばきは見事なもので、まさに漁の芸術と言えるでしょう。
この漁法は動物虐待だと言う方もありますが、鵜は終了後に餌をもらうための仕事だと認識していることが、鵜匠との呼吸のあった動きからわかります。
この日は女性の鵜匠が事前説明をしてから乗船し、ライトアップに輝く犬山城を見ている間に鵜飼が始まり、鵜飼の終わりには再び鵜匠がその動作を説明してくれました。丁寧な説明があるので大変わかりやすく、鵜飼を100%楽しむことができます。