11月27日定例会
法律の下、規制に縛られた日本酒販売にゼロから挑戦したさくら酒店の取り組み。それが成長軌道に乗るまでの道のりは平坦なものではありませんでした。日本酒を仕入れるために酒蔵を一軒一軒まわるも、今の問屋に卸すだけで精いっぱい、などの言葉で言下に断られる。日本酒を売るために飲食店をまわっても、これまでの取引先との縁があるので変えられない、とどこでも断られる。そのような中、あきらめずに通い続けて1軒、また1軒と取引先を増やしていきました。
転機となったのは香港の大手酒販店との提携により、海外輸出が軌道に乗り始めたこと。また国内販売は、丁寧な日本酒データシートを付けることで高付加価値化をはかり、ネット通販が拡大していったことでした。
しかし2022年11月に日本酒倉庫火災に見舞われてピンチに。しかし、クラウドファンディングに予想以上の支援が集まり、ピンチはチャンスとなって、再び成長軌道に乗りました。
今では海外20か国以上に輸出先も広がり、世界の人々に日本酒の価値を知ってもらいたい、という創業社長の思いは成就しつつあります。
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